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手首痛が再発 藤田光里は「83」で優勝争いから脱落

首位争いの渦中にいた20歳にとって、失意のムービングデーとなった。国内女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」の3日目。2位からスタートした藤田光里が、前半3番(パー5)でトリプルボギーを叩くなど「83」と大きく崩れ、通算9オーバーの49位に後退。ツアー初優勝を目指す若手注目選手の1人が、優勝争いから姿を消した。

5位で迎えた前週「アクサレディス」最終日にも「78」を叩き、初優勝のチャンスを遠ざける引き金となった両手首痛が再発した。前週ほどの症状ではないと言うものの、スタートホールの1番ティショットから手首に「少しまずいな…」という違和感を覚え、2番では早くも棄権を考えたという。

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「出るからには最後まで」とそのままプレーを継続したが、前半だけで「45」を叩いた1番から7番までのスコアカードは、ボールが泥にまみれる不運もあって3打目をOBとした3番(パー5)のトリプルボギーと、6個のボギーで埋められた。

今のところ、明日の最終日も棄権は考えていないという。「まあ、今日はしょうがない。明日どれだけ取り戻せるかだと思うので頑張ります」。ジュニア当時から抱える両手首の違和感には「馴れている」とはいえ、無理は避けたいところだが…。(静岡県袋井市/塚田達也)

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2015年 ヤマハレディースオープン葛城



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