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不動裕理が10位に浮上 3試合ぶり決勝ラウンドに進出

ツアー通算50勝、永久シードを持つ不動裕理が「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」2日目、4バーディ、1ボギーの「69」でまわり通算4アンダーとし、初日の26位から10位へじわりと順位を上げた。

ピンチはほぼ切り抜ける、けれどもチャンスを決めきれない――。1番では2打目をピンそば30cmにつけて、幸先のいいスタートを切った。だが、前半は「ラインが読めなかった」とカップの手前で左右にそれていくパットが続く。

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9番で奥から4mを決めると、11番では奥から3m、12番で手前から4mを沈めて連続バーディとしたが、その後は同じような距離が決まらない。17番(パー3)ではティショットをピン左3.5mに運び、納得したようにあごを引いたが、肝心のパットはカップを1mオーバーした。

ボギーは50cmを外した8番の1つだけ。初日、2日目とショットも狙った場所に打てているという。けれども「結局パターが入らない」と、バーディ量産とまではいかなかった。

「わたしのいまのゴルフは、爆発するゴルフではない」。首位と4打差の好位置に、最終日の優勝争いを期待する声には、そう答えた。

ただ、昨年11月の「大王製紙エリエールレディス」、前週の「ダイキンオーキッドレディス」と出場した試合で2回続いた予選落ちの流れは、ひとまず断ち切った。「予選を久しぶりに通れたからなんでもいい。まわれたらいいんです」と気負いはない。(高知県香南市/片川望)

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2015年 ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ



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