とんぼ返りした上原彩子。疲れをはね返したい

6日間でオーストラリア→東京→那覇→大阪→バンコク→那覇の大移動だ。

次週に琉球GC（沖縄県）で開幕する今季の国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」に出場するため、米ツアーを主戦場とする上原彩子が地元沖縄に戻った。

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実は上原は、3日前にも那覇空港に降り立っていた。前週、オーストラリアで開催された「ISPSハンダ オーストラリア女子オープン」を終えて帰国したのだ。

今週タイで開催されている「ホンダ LPGAタイランド」の出場資格がなかったためだが、ウェイティングで出場の可能性があると知り、急遽タイへ。結果的には、初日のスタート前に欠場する選手が現れず、再び沖縄にとんぼ返りする強行スケジュールとなった。

「今タイから帰ってきた。ぎりぎりの位置だったんですが、出場できなかったのはちょっと残念でした」。長旅の疲れを見せず、笑顔の上原は気持ちを切り替えて国内開幕戦に挑む。

「年に1度の大事なイベントですし、地元で唯一たくさんの方に見てもらえる機会なので、しっかり、うちなんちゅうの皆さんに私の良いプレーをたくさん見てもらえるように頑張ります」

大会初日まであと7日、連戦と旅の疲れをとりつつ、地元での戦いに備える。