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新人・柏原明日架が初の帯同キャディで進化を遂げる

国内女子ツアー「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」の初日、今年のプロテストに合格した柏原明日架が、3バーディ、1ボギーの2アンダー「70」でラウンドし、19位タイにつけた。

アマチュア時代にはプロの試合で優勝争いに加わるなど注目の存在だった柏原だが、プロデビュー戦は予選落ち。2戦目は予選こそ突破したが47位タイと前評判通りの活躍は見せられていない。

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プロテスト合格者でトップ通過以外の選手は、そのシーズンの3試合までスポンサー推薦で出場できる。今大会がその3試合目に当たる柏原は「やっと、いいゴルフができました」と笑顔でクラブハウスに戻った。

前半の17番(パー3)で8mのバーディパットを決めると、後半の3番ではピンの横3mを沈めて2アンダーとした。しかし、直後の4番(パー3)はティショットがグリーン手前のバンカーにつかまり、ボールはアゴの下に突き刺さった。

「ピンは狙えなかったので、グリーンの左端を狙って脱出して、ナイスボギーでした。あの場面でダボにしなかったのが今日のキーポイントです。いままでだと、1つのミスから崩れてしまうことがあったのですが、今日は終盤も集中できてスコアを伸ばせました」

冷静にラウンドを振り返る柏原は「でも、やっぱり一番は初めてお願いした帯同キャディさんの存在かな」という。アマチュア時代からいわゆるプロキャディを起用したことがなかったため「ティショットを打ったら、2打目地点に歩く間に、状況判断とかクラブ選択とか考えていました。でも、今日はキャディさんがゴルフと関係ない話をしてくるので、ショットに入るときとのオンオフというか気持ちの切り替えができました」。

今週、柏原のキャディバッグを担いでいるのは大溝雅教氏(48歳)。数多くの優勝を経験するベテランキャディは、タッグを組んだ選手をリラックスさせる存在だ。「いままでは、18ホールのラウンド中、頭の中がいっぱいになって、終盤は集中力を保っていなかったことが、今日のラウンドで確認できました」。

プロになって結果を求められるあまり、集中力が低下していたことに気づいた柏原は、今大会をきっかけに一皮むけるかもしれない。(兵庫県三木市/本橋英治)

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2014年 NOBUTA GROUP マスターズGCレディース



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