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2打差で最終日へ 横峯さくらの無駄なし欲なし“エコ戦略”

国内女子ツアー「富士通レディース」の2日目、2アンダー9位タイで出た横峯さくらが7バーディを奪い、通算9アンダーの3位に浮上。首位とは2打差で、2007年以来2度目の大会制覇を狙える位置まで浮上した。

1番(パー5)でピンの左4mのバーディパットを決め、3番(パー3)でも5mと、この日はパッティングが冴えた。9番、10番(パー5)でも4mのバーディパットを沈め、12番ではこの日もっとも長いバーディパットとなる8mを沈めた。

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「ショットの状態は昨日までとあまり変わらないので、優勝争いができるような状態ではないのですが、今日はパットのおかげで良いスコアが出ましたね」と、他人事のように冷静にラウンドを振り返った。

パッティングが決まるようになった要因を「最近は3パットをすることが多く、丁寧にできていないと気づきました。昨日のラウンド後は1球ずつラインを合わせて集中してパッティングの練習をしました」と、前日の練習がさっそく結果に表れたことを明かした。

大会前に横峯は「今週はパーを積み重ねてボギーを打たないことが課題」と話し、この日はノーボギー。ここまでの2日間でもボギー1つに抑えている。今季初優勝を狙える位置につけたが「OKラインは上げません」と、当初の設定通りに欲を出さず、無駄の少ない丁寧な“エコ戦略”で最終日もプレーするつもりだ。(千葉県千葉市/本橋英治)

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