今季ワーストの「79」を記録した森田理香子。ダブルボギーとなった15番では2打目を林に打ち込み、グリーンを見つめた。

前週2位に入った賞金女王・森田理香子が、不調を極めた。「ニトリレディスゴルフトーナメント」初日、森田は1バーディ、4ボギー、2ダブルボギーの「79」と大叩きし、自身の今季ワーストスコアを記録。7オーバー、93位タイで2日目を迎える。

午前8時12分にスタートすると、出だしの10番で、3オン3パットのダブルボギーを喫した。12番（パー5）のバーディも、続く13番（パー3）のボギーで帳消しとなる。

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絶不調を象徴していたのが、15番だ。フェアウェイ左サイドからの池越えのセカンドショットを大きく左に曲げ、大勢のギャラリーが見守る林の中へ打ち込んだ。

素振りを4回して、慎重に打ったはずのリカバリーショットもグリーンをオーバーし、結局、この日2つ目のダブルボギーとしてしまった。

後半も3つのボギーを重ねてホールアウト。「とにかく今日はショットが悪かった。運もなかったし、シャンクもいっぱいあった･･･」とコメントした。

15番に至っては「覚えてないです」。開幕前日には、自身の調子を「変わらず、いい感じ」と話していた森田。正反対の結果となった初日のラウンドを終え、「修正して明日頑張るしかない。なんとかします」と言葉少なだった。（北海道恵庭市／片川望）