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惜敗の大山志保が悔やんだ18番第2打のミス2回

国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の最終日を首位と2打差の9アンダー2位で出た大山志保は、1番でバーディを奪い首位に並ぶと、その後もスコアを伸ばして試合をリードした。しかし、通算13アンダーで突き放すまでには至らず、イ・ボミ(韓国)と菊地絵理香と3つ巴プレーオフで惜しくも敗れた。

「今日も本当にいいゴルフができました。ショットはいいし、アプローチも良かった。反省点を上げるなら18番のセカンドショットかな」

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復調の手応えを結果につなげたかった大山は、正規のラウンドとプレーオフで、この日2度プレーした18番第2打に悔いを残した。

首位に並んで迎え、バーディを奪えば頭一つ抜け出して優勝かという“正規の18番”では、残り146ヤードを8番アイアンで放った。「8番で軽くか、9番でしっかり打つかという距離だったんです。それで8番で軽めにと思ったら右に抜けてしまって…」。出だしから右に飛んだボールはグリーン右サイドのラフにつかまった。アプローチもピンを2メートルオーバーしたが、返しのパーパットをしっかりと決めてプレーオフへ。

サドンデスの1ホール目、残り144ヤードで先ほどと同じような距離だったが、再び8番アイアンを手にしてピンを狙った。グリーンには乗ったが、難しいピン奥8メートルからのバーディトライとなり、決められずに優勝を逃した。

「完全に番手ミスですね。さっきのミスを忘れてしまって。それにあの状況はアドレナリンも出ていると思うので、9番にすべきでした。また残念な結果になってしまいました」。

本調子を取り戻していないとボヤキながらも、今季はこれで6度目のトップ10フィニッシュ。もちろん優勝するまで表情は晴れない。「ショットは良くなったけどアプローチも下手だし、パッティングもここぞという時に決められない。足りないものがあるけど、まだまだ成長できるのかな」。

五輪出場さえ狙うベテランの37歳は、これからも自身の成長を求めて戦い続ける。(長野県北佐久郡/本橋英治)

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2014年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント



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