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強運続き? 順延で出場が叶った橋本千里が暫定2位

2014/06/25 18:24

茨城県の大洗ゴルフ倶楽部で25日(水)、悪天候により実施がずれこんだ「日本女子アマチュアゴルフ選手権競技」が1日遅れで開幕。ストロークプレーで行われた初日、前週の海外メジャー「全米女子オープン」で日本人アマ史上最年少予選通過を果たした16歳の橋本千里が、5バーディ、1ボギーの「68」でラウンドし、4アンダーの暫定2位タイでスタートした。

実は橋本、前週の決勝ラウンド進出により、当初は24日(火)だった大会初日と帰国日との調整が難しくなり、2日前の23日(月)にJGA(日本ゴルフ協会)へ欠場を連絡。しかし、開幕が雷雨により順延になったと知り、出場を再オファー。協会は、この日のスタート時間までに会場入りが間に合うことを確認してエントリーを認め、一度は欠場を申し入れた今大会への出場が叶った。

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昨日の夕方に成田空港に到着した橋本は、愛知県の自宅に戻ることなく千葉県内のホテルに宿泊。この日は午前5時30分に起床し、その足で会場へと向かう慌ただしい中でのコース入りとなった。

11時32分に1番からティオフした橋本は、2番でボギーが先行。その後、7番で4メートル、続く8番で6メートルを沈め、連続バーディで取り返した。苦しみながらも米メジャーでの難コースと対峙した経験も生き、後半16番では約15ヤードのアプローチからチップイン、さらに17番では7メートルのスネークラインを読み切ってバーディを重ねた。

「アメリカで4日間回ったことが自信になっている。上位で戦っている選手はスコアをきちんとまとめている。今日はボギーも打ったけど、ひとつで抑えられているところは(経験が)生きたところかな」。

橋本は、雷雲接近のサイレン直前にホールアウトし、ここでも出場に続く“強運”を発揮した。「先週は自分のゴルフをしようと思って臨んだけど、できなかった。今週は最後まで自分のプレーをするのが課題」。長距離移動、不十分な休息という不利な条件にも、16歳はびくともしない。その屈強な精神で、今週は日本アマチュア界の頂点を目指す。(茨城県東茨城郡大洗町/糸井順子)

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