堀琴音がツアー制度施行後初となるアマチュアの出場3試合連続トップ10フィニッシュを果たした

国内女子「リゾートトラストレディス」の最終日、アマチュアの堀琴音が、2バーディノーボギーの「70」で通算6アンダーとし、8位でフィニッシュ。ベストアマチュア賞を獲得して3日間の戦いを終えた。

堀は5月第1週開催の「サイバーエージェント レディス」で4位、第4週の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」では8位に入っており、出場3試合連続のトップ10フィニッシュ。日本女子プロゴルフ協会によると、アマチュアでの出場3試合連続トップ10入りは、1984年の中島恵利華以来30年ぶり、1988年のツアー制度施行後は初となる。

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昨年も出場して予選落ちだった今大会で、堀は初日の14番ホールでのボギーを最後に、40ホールをノーボギーでプレー。「難しいアプローチもあった中で、うまくパーを拾えたことが嬉しい」と、プロの舞台での連戦で着実に力をつけていることを実感し、笑顔で振り返った。

次戦は6月12日開幕の「サントリーレディスオープン」。大会が行われる六甲国際GCは、自宅から20～30分、ジュニア時代に通ったアカデミーも近くとあって、堀にとっては「半地元のようなもの」（出身は徳島県）。自然と力も入る。「いい成績を残したいですね」と、連戦の経験を糧に、さらなる飛躍を狙って行く。（兵庫県三木市／糸井順子）