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福嶋晃子が産休から復帰!ママで初出場

国内女子ツアー通算24勝、米国2勝を挙げている福嶋晃子が、産休から復帰。2012年10月の「富士通レディース」以来約1年半ぶりに、国内女子ツアー「リゾートトラストレディス」(兵庫県・関西ゴルフ倶楽部、5月30日~)へ出場を果たす。

2011年7月に実業家の北山英典さんと結婚した福嶋は、2013年9月1日に長男・和樹(かずき)君を出産。シード権を失ったため、今季開幕早々の第2戦「ヨコハマタイヤPRGRレディスカップ」からウェイティング(出場権繰り下がり待ち)で、ベビーカーとともに会場入りし、“ママゴルファー”としての復帰に意欲を見せていた。

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「リゾート-」には主催者推薦での出場。開幕の前日29日(木)には、プロアマトーナメントにも出場し、「出産後のラウンドは5~6回程度。不安で仕方ない」と話しながらも、18ホールを回りきった。ラウンドを終えてクラブハウスに引き上げてきた福嶋の第一声は「全然ダメですね」。かつては世界を舞台に活躍したトッププロだけに、表情には落胆の色が濃く、「もっと頑張らないと同伴の選手に迷惑がかかっちゃう」と言葉尻も重かった。

産休、育児に充てた期間はほとんどトレーニングを行ってこなかったため、筋肉量の低下を懸念している。デビュー以来、ツアー屈指の飛ばし屋であり続けた福嶋の飛距離は、現在240~250ヤードとフィールドの平均的な飛距離近辺まで低下していると言う。

前日までの目標は「予選通過」だったが、この日のプロアマ戦後は「今日の感じだと70台で回れたらいい」と下方修正した。歴戦のベテランだけに、「出来る範囲で一生懸命やります」という控えめな覚悟表明には、この調子で終わってなるものかという意気込みも含まれるだろう。

初日は、現在のツアーで屈指の飛ばし屋と名高い渡邉彩香と同組で、9時57分にティオフする。「50ヤードくらい置いてって欲しい(笑)」と若手を叱咤!?し、「これまでの福嶋晃子と同じ見方はしないでね、期待しないでさらっとね(笑)」。ママの柔和な雰囲気も加わって、復帰後初日は“肩慣らし”と行きたいところだ。(兵庫県三木市/糸井順子)

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2014年 リゾートトラストレディス



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