先週はメジャーで活躍 「ザ・エビアン選手権」フォトギャラリー
2013年 マンシングウェアレディース東海クラシック
期間:09/20〜09/22 場所:新南愛知CC美浜コース(愛知)
米仕込みの技光る!宮里美香が3位好発進
愛知県の新南愛知カントリークラブ 美浜コースで開催されている「マンシングウェアレディース東海クラシック」の初日、ホステスプロの1人として初参戦の宮里美香が6バーディ、1ボギーの「67」でラウンドし、5アンダー3位タイの好位置につけた。
現在賞金ランク首位を走る森田理香子、今季2勝を挙げている比嘉真美子と同組だった宮里は、この日1番のギャラリーを引き連れてティオフ。1番はピン手前から約7メートルを沈めるバーディでコース脇を沸かせたが、3番(パー5)では、3打目をグリーン手前のあごの高いバンカーに入れてしまうトラブルで4オン2パットのボギー。折り返し前の9番で、約3メートルを沈めて後半に勢いをつけた。
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ショットが右に出て、ラフや林からのリカバリーショットが求められる場面もあったが、「なんとかカバーできたし、アプローチセーブでパーが拾えたのは良かった」と粘ってチャンスを待ち、12番、13番で連続バーディ。グリーン周りを警戒した最終18番では「ラフに落とさないために、パーオンを狙うセカンドショットは、同じ距離でも球の高低差、ショットの種類を打ち分ける必要がある」と、風を慎重に読んだ。残り129ヤードを9Iで「ハイ(高い)のハーフショット」を打ってピンに絡めて、17番に続く連続バーディで1日を締めくくった。
「先週からいい流れで来ている。“優勝する”という気持ちはしっかり持って、もっとピンに絡めていけるようなショットを、日本で応援してくれるファンの方たちに見せられたらいい」。同組でラウンドしたアマチュア時代の後輩を相手に、先輩の意地、そして自身が主戦場とする米ツアー仕込みの技術を披露し、まだまだ心静かに週末を見据えた。(愛知県知多郡/糸井順子)