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1ペナのさくら「頭がこんがらがっちゃった・・・」

国内女子ツアー「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」初日、連日の雨で会場のアルペンGC美唄コース内のいたるところで浮いていた水は、この日も引かなかった。大会は前日に決定していた通り、スルーザグリーン(ハザード以外)にあるボールは無罰でボールを拾い上げ、拭いてからリプレースできるという特別措置の「ローカルルール」を適用し、実施された。

この日は、曇りとなったためにコース内の芝も少し乾き始めたが、それでもボールが土に埋もれる場面が何度も見られた。各選手、事前に説明された“特別措置”を最大限に活用しラウンドしていたが、横峯さくらが特別措置に気を取られすぎたせいか、思わぬミスをしてしまった。

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試合も終盤となった16番、ティショットを右サイドのラフに入れた横峯。ボールの位置を確認すると、スタンスがカート道路上にかかったために「ゴルフ規則」に従ってニアレストポイントから1クラブレングス以内にドロップした。ところが続いて、ドロップしたボールも地面に埋まったと一人合点した横峯は、“国内女子ツアーの年間ルール”(スルーザグリーンで埋まったボールの救済)を同伴競技者に確認せず適用し、元のボール位置にマークもしないまま、再びボールを拾い上げて2度目のドロップをしてしまったのだ。

びっくりしたのは同伴競技者たち。同組の笠りつ子が「さくらさん、それ埋まってないからまずいですよ」と見解の相違を訴え、横峯はハっと表情を変えた。結果的に、ボールが埋まっていたかどうかではなく、処置としてボール位置にマークせずボールを拾い上げたことが1罰打に対象に。

ホールアウトした横峯は「いやー、凡ミスです。それまでは普通に救済を受けていました。でも、カート道路での救済はあの時だけだったので、頭の中がこんがらがっちゃいました」と自らの非を認め、反省しきり。前半はイーブンパーで折り返し、14番まで3アンダーまでスコアを伸ばしていただけに、なんとも悔やまれるミスでもあった。

最終18番でもボギーをたたき初日を1アンダーの23位タイで終えた横峯。首位とはまだ4打差という状況に「明日からまた頑張ります」と気持ちを切り替えた。この日の教訓を生かし2日目以降に挽回を図る。(北海道美唄市/本橋英治)

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2013年 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント



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