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昨年プロテストトップ合格 東浩子が3位タイで最終日へ

千葉県のカメリアヒルズCCで開催されている、国内女子ツアー「アース・モンダミンカップ」の3日目。今季2勝を挙げている比嘉真美子と同期のルーキー、21歳の東浩子が「66」のビッグスコアを叩き出し、首位に6打差の通算10アンダー3位タイに浮上した。

スタート時の19位タイから、序盤にリーダーボードを駆け上がった。そのハイライトは、スタートホールの1番(パー5)でいきなり訪れる。残り125ヤードの3打目をピッチングウエッジで直接カップに沈めるイーグル発進。「初日から徐々にショットが良くなっている中、今日も朝イチで良いショットが打てた。そのイメージで今日1日、ゴルフができたと思います」。

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「自分の持ち味はショット」という武器が、その後も冴えを増していく。続く2番では50センチ、さらに4番(パー3)で2メートルにつけてバーディを重ねると、5番ではグリーン奥のカラーから6メートルをパターで沈めてバーディ。スタートから5ホールで5つ伸ばし、早々に上位争いに参入した。

昨年のプロテストでトップ合格。同年末の新人戦で優勝と、同期の中でいち早く輝きを放ったのは東だった。しかし、レギュラーツアーではなかなか結果を残せず、テスト合格後の12年は13試合に出場して予選通過は7回。QT5位通過により出場権を得た今季も、16試合で予選通過は半分に留まっている。その間に、同期の比嘉がツアー2勝を達成。同年代の堀奈津佳にも先を越され、その陰は薄れていった。

それでも、東に失意の気持ちは無かった。「自分も上に行かないといけない気持ちもあるけど、焦らずに日々努力をしてきた。同期、同年代の頑張りをモチベーションにしながら、“頑張ろう”という気持ちでやってきました」。開幕時は足を引っ張っていたパットも徐々に復調。先週の「ニチレイレディス」では、今季の自己最高位となる20位タイで終え、「ショットもピンサイドに行くようになったし、パットも入ってスコアを出せてきた」と、掴みつつある手応えを今週の首位争いに繋げている。

「優勝も狙いたいけど、まだ自分には足りないものもある。今日打ったボギーを反省しながら、明日も攻めて自分のゴルフができるように頑張りたいです」。明日は、自身初の最終日最終組から、同年代で今季2勝目に王手をかけている堀の背中を追う。(千葉県袖ヶ浦市/塚田達也)

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2013年 アース・モンダミンカップ

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