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突然の落雷にゴルフ場は一瞬パニックに!!

茨城県にある茨城GC西コースで開催されている、国内女子ツアーのメジャー第1戦「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」の2日目。午前7時30分に予定されていたトップ組のスタートが、雷雲接近のため1時間遅れて8時30分となった。

その後は雨も小雨程度でプレーに影響を及ぼさず、順調に試合は進んでいた。ところが、12時30分すぎに、突然コース上空で「ゴロゴロ」っと雷音が轟いた。ラウンド中の選手たちや、クラブハウス周辺でスタートの準備をしていた選手、そしてギャラリーの中には、驚きのあまり悲鳴を上げる人も。

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それから数分後にプレー中断を告げるエアホーン(サイレン)が鳴り響いた。このサイレンは、進行中のホールに限り継続してプレーが可能というもので、15番をプレー中の横峯さくら不動裕理ポーラ・クリーマーの3人は、グリーンにいたため、このホールを終了してから送迎用のカートに乗り込んだ。

その時、ついに雷がゴルフ場に落ちた。稲光と同時に轟音が鳴り響き、コース内に張り巡らされたテレビ中継用のケーブルが、バチバチっと音を立てて火花を散らした。これを見たポーラは溜まらず身をすくめる。

この中断のタイミングについて、選手や関係者から疑問の声が上がった。雷が鳴ってからの中断は遅いのではないかと。大会運営側としては通常、選手やギャラリーの安全を第一に考えているため、雷雲が接近している場合には、即時に対応を行う。しかし、この日上空に現れた雷雲は、朝から茨城県沿岸部で停滞していた雷雲が風のいたずらで突如コース上空に現れたのだ。

幸いケガ人は発生せずに済んだが、一歩間違えたら大事故にもなりかねない。改めて自然の怖さを思い知らされる瞬間だった。

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2009年 ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ



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