首位と1打差の4位タイにつけた諸見里しのぶ。優勝争いの準備はできている

キャディを務める師匠の江連忠とのコンビは昨年の「伊藤園レディス」以来となる諸見里しのぶが、「ほけんの窓口レディース」初日に3アンダーをマークして、首位と1打差の4位タイと好スタートを切った。

前半2バーディを奪った諸見里は、10番でボギーをたたくが11番パー5、12番パー3と連続バーディを奪う。さらに17番でもボギーをたたくが、最終18番パー5でしっかりとバーディを奪い満面の笑みを浮かべた。

＜＜　下に続く　＞＞

「今日は良かったです。凡ミスでのボギーはありましたが、気持ちの面でも良くなってきて落ち着いてできました。先週4日間戦うことができたのが大きいですね」。序々に調子を上げてきての好スコアに自信を深める。

師匠がキャディにつくことに「去年は私の技術が、（フェースに）当てることがやっとというくらい酷かった、私に言いたいことはたくさんあったと思います。今は、気持ちも技術も良くなっているので、私自身やりやすいですね」と、師匠の前でも萎縮することなくラウンドが出来ていると話す。

2009年以来優勝から遠ざかっているが「この3年の中で今が一番いい状態だと思っています。今は優勝争いの準備をして、いざ絡んだときにどんと構えて、どうやって最終日に臨むかという感じです」と、ツアー10勝目に向けた準備を整えている。（福岡県福岡市／本橋英治）