【スーパースロー】横峯さくらのスイング
2013年 KKT杯バンテリンレディスオープン
期間:04/19〜04/21 場所:熊本空港CC(熊本)
「自分を信じれば結果はついてくる」 さくらは1打差2位タイで最終日へ
熊本県で開催されている「KKT杯バンテリンレディスオープン」2日目、首位を2打差で追いかける3位タイからスタートした横峯さくらが、4バーディ、3ボギーの「71」と伸ばし、一ノ瀬優希と並んで通算2アンダーの2位タイに順位を上げた。
この日は3番(パー3)で、ティショットをグリーン手前のバンカーに入れてしまい、アプローチで寄せきれず2パットでボギーが先行。7番ではティショットが左に抜けるミスでボギーとし後退してしまう。「アドレスの重心がかかと寄りだった」と、この7番でアドレスの違和感に気づき、すぐさま修正。その修正が奏功し、9番(パー5)ではバーディを奪って前半を折り返した。
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雨の強さが増した後半では、「12番はセカンドがすごくいいショットだったけど、距離をオーバーしてしまった」と、パーオンできずにボギーとしたが、上がり3ホールでは4メートル、10メートルを次々と沈めて3連続バーディでフィニッシュ、連続予選通過記録を“90”とした。
「時は経ったけど、あの時のイメージは残っている」と初優勝の記録は今もなお記憶している。今大会は2005年にプロ初勝利を飾った縁深い大会とあり、同一大会2勝目も手にしたいところだ。今季は開幕戦、「ヤマハレディース」での優勝争いと、準備は整った。2011年6月の「リゾートトラストレディス」での優勝からまもなく2年が経とうとする今、「勝って当たり前のイメージ、そのプレッシャーから漸く今年は吹っ切れた」と足枷も外れた。
「最終組でのラウンドでプレッシャーを感じないのは無理。自分を信じてプレーすれば、結果はついてきてくれると思う」。約2年ぶりとなる勝利に向け、今季2度目の最終組で勝負に出る。(熊本県菊池郡/糸井順子)