飛距離の出る森田はパー5でもアイアンでグリーンを狙えるホールがある

昨年、11個のイーグルを奪った森田理香子が、16年ぶりにツアー記録を塗り替えた。そして2013年の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の初日に、11番パー5でピン1メートルに2オンし、難なくイーグルを奪い今年も量産する勢いを見せた。

ところが、ラウンド後の森田はあまり浮かない表情で戻ってきた。「ダボがもったいなかったですね・・・」。11番のイーグルで5アンダーまでスコアを伸ばしたが、14番でボギーをたたき、16番は3打目のアプローチがグリーンをオーバーするミスからダブルボギーをたたいてしまった。

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それでも、続く17番は気持ちを切り替えてバーディを奪うと、最終18番パー5もバーディフィニッシュ。イーグルを帳消しにするダブルボギーは出たが、上がり2連続バーディで16番のミスを取り戻した。

「ま、上がりが良かったので。これで明日のラウンドにもつながると思います」と、笑顔を取り戻す。今週の沖縄は最終日まで晴天が続くと予報が出ている。フェアウェイが硬い状態なので、飛距離の出る森田にとっては、さらにアドバンテージを持つことになる。ミスがつながらなければ、ビッグスコアをマークする可能性も秘めている。（沖縄県南城市／本橋英治）