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20歳の新人、山村彩恵が首位発進! 斉藤愛璃は55位

◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント 初日◇琉球GC(沖縄県)◇6435ヤード(パー72)

2013年シーズン最初のトーナメントリーダーに躍り出たのは、昨年プロテストに合格した20歳の山村彩恵。1イーグル、4バーディの「66」、ノーボギーにまとめる会心のプレーを見せ、6アンダー単独首位に立つ絶好のスタートを切った。

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5アンダーの2位タイに、茂木宏美O.サタヤ(タイ)。4アンダーの4位タイに、金田久美子森田理香子木戸愛上原美希の4人が続いている。横峯さくら宮里美香は2アンダーの16位タイ。斉藤愛璃は1オーバーの55位タイで初日を終えている。

山村彩恵が1年間の成長を実感>

スタートの10番で1.5メートルのバーディパットを決めた山村彩恵は、続く11番パー5は2オンに成功し2パットのバーディ。さらに12番は残り101ヤードの2打目をピンそば50センチにつけて3連続バーディとした。さらに18番パー5はピン奥12メートルに2オンし、下りで少し右に切れるラインを読み切ってイーグル。危なげないゴルフで6アンダーまでスコアを伸ばした。

「バーディを獲ったあと、いままでだと浮かれてしまったのですが、今日はやりきれた感じです」と笑顔の山村。やりきったとは、球筋を決めることや、パッティングでタッチを合わせるか入れにいくかなど考えを決めて、それを実行したことだと付け加える。

昨年の同大会でプロデビューを果たしたが、予選2日間3オーバーで予選落ちとなった。現在、山村のコーチも兼任する井殿康和が昨年同様キャディを務めている。「去年はなにもわからぬデビュー戦ですから、ショットでどこを狙うとか考える余裕も無かったですね。でもこのオフにショットは抜群に良くなりましたよ。強い球も打てるようになったし、正直今年は勝ちに来ました」と山村のゴルフを評価する井殿。ドライバーショットの飛距離も伸び、この日は4つあるパー5のうち3度も2オンに成功した。

昨年優勝を果たした斉藤愛璃のように、開幕戦で初優勝を果たすことができるか。単独首位という位置でのスタートとなる2日目、平常心でプレーができるかが問われる。

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2013年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント



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