首位とは6打とその差を広げられてしまったが、通算2オーバーの単独2位でフィニッシュした山村彩恵

■ 山村彩恵 4バーディ、2ボギー「70」、通算2オーバー単独2位

「今日はショットがキレていたのでチャンスに多くつけることができました。後半にようやくパットが決まりはじめたのですが、（ピンそばに）ついても入らないホールもあって。ベタピンという距離ではないですが、『こういうのが入らないと優勝はできないな』と。この1年戦って、とにかく平常心を保ってプレーをすることがいかに難しいかということと、集中力をキープすることの重要性がよく分かりました。技術面では昨年の自分より上手くなっているという意識はあるので、そういったメンタル面を鍛えたいですね」

一時は首位に並ぶ攻勢をかけたが、終盤の3連続ボギーで失速。通算3オーバーは3位タイでのフィニッシュとなった。

■ 城間絵梨 1イーグル、2バーディ、3ボギー「71」、通算3オーバー3位タイ

「5番でのイーグルは2オン1パット。（2オンを）狙って220ヤードを3番ウッドで、ピン1mにつきました。でも終盤の15番、16番、17番を3連続ボギーにしてしまったことが敗因です。ティショットを飛ばしにいったのですがボールがラフに沈んでいたり、アンラッキーもありました。初日を終えた時点では優勝は意識しておらず、今年最後の試合なので60台で回りたいという気持ちだけでした。この1年を振り返ってできなかった“心”の切り替えとか、今日もやっぱりできてないなと（苦笑）。自分の持ち味であるショットにも影響するので、早く克服したいです」

比嘉はこの日も序盤からボギーが先行、最終18番を痛恨のダブルボギーとするなど上位争いに加わることはできなかった。

■ 比嘉真美子 1バーディ、3ボギー、1ダブルボギー「76」、通算9オーバー、単独7位

「今年、わたし自身が課題として挙げてきた悪い点が、この2日間に全部出てしまったという感じ。グリーンにのらなかったらボギーにしてしまったり、今日は特に下りのパッティングラインでタッチが合いませんでした。来年はツアーに本格参戦するので、このオフはきちんと1年戦える身体作りと、怪我をしない強さを身につけたいと思います。技術面ではアプローチ、パターを集中的に練習したいと思っています」