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朴仁妃、米ツアー賞金女王の栄誉とともに参戦

先週開催された米国女子ツアー「CMEグループ タイトルホルダーズ」最終戦を終え、自身初となる賞金女王戴冠を決めた朴仁妃(韓国)。今季は「エビアンマスターズ」と「サイム・ダービー LPGAマレーシア」の2勝を含め、トップ10に入ること12回。シーズンを通して好調をキープし、ヤニ・ツェン(台湾)からその座を奪い取った。「女王になれて本当に嬉しかったです。先週はすごくプレッシャーがあったけど、終わってホッとしています」と、満面の笑顔で喜びを表現。いつになく、リラックスした表情が印象的だ。

そして今週、その栄誉とともに国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に参戦。開幕前日の21日(水)に来日という“超”ハードスケジュールの中で迎える1戦となる。

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この日は体調も考え、午後から5ホールほどの練習ラウンドをこなして終了。「今は、ちょうど寝ている時間。ボーッとしています」とさすがに時差ボケの影響は隠せない。その中での来日について「正直、体がしんどいこともあって(今週は)休もうかな、という気持ちもあったけど、2010年に勝っている大会なので相性も良いし、出場を決めました」と、参戦に踏み切ったという。

女王争いの重圧からも解放され、「今週は逆に、大会そのものを楽しみたいです」と朴。疲労困ぱいの状態とはいえ、そこは賞金女王の貫禄と存在感。今大会の優勝候補筆頭であることに変わりはないだろう。(宮崎県宮崎市/塚田達也)

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