後半だけで5バーディを量産した服部真夕が3位タイの好スタート

逆転での賞金女王へ残り3試合全勝が最低条件となる服部真夕が「伊藤園レディスゴルフトーナメント」の初日に5アンダーをマークして3位タイの好スタートを切った。

5番パー5で2オンを狙った2打目がグリーン右サイドのバンカーを越えたところに行き、3オンはしたものの、2段グリーンに手こずり3パットのボギーが先行。しかし、続く6番では2mのバーディパットを沈めてイーブンパーに戻した。

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前半からチャンスでバーディパットを決めきれずにいたが、10番、11番と連続バーディを奪うと、終盤に入り15番からは3連続バーディを奪い5アンダーまで伸ばしてきた。「後半のパッティングが良かったというか、前半から自分の思ったところには打てていたんです」と話す服部。

前半我慢のゴルフを強いられたが「しっかり打てていたので、いつかは入ってくれると思っていました」と、自分のパッティングを修正することはなく、自分を信じ切った結果後半の5バーディにつなげた。

そして逆転での賞金女王獲得に関しては「あんまりというか、まったく考えていないです」と笑みを見せるが「とにかく残り3試合なので、悔いの残らないようにと、楽しくプレーしたいと思っているので、それが結果になれば。目標としてはランキングで1つでも2つでも上に行けるように頑張ります」と、3連勝という神がかり的なことを目標にはせず、自身はシーズン当初に立てたシーズン2勝にむけて、あと1勝を目指すつもりだ。（千葉県長生郡／本橋英治）