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若林、師匠の直前指導でショットが復調 3位タイの好発進

三重県の近鉄賢島CCで開催されている「ミズノクラシック」初日。首位から2打差に18人がひしめく混戦の幕開けとなる中、若林舞衣子が首位に1打差の3アンダーと好発進。前半のインに4つのバーディを量産し、早々に流れを築いた。

上空を舞うように吹く風に難しいショットのジャッジが求められる中、12番、13番と1mに絡めて連続バーディ。16番で2m、さらに17番で4mと、次々とチャンスを演出した。「先週、先々週とショットの調子が悪かった。芯に当たってくれず、酷いゴルフが続いていた」という言葉が嘘のよう。その状態から抜け出せたのは、師事する岡本綾子の指導を受けてのものだった。

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「今週、岡本さんにスイングチェックをしてもらい、イメージが変わってすごく良い感じになった」。自分の中で課題となっていたバックスイング。「どう上げていいのか分からない」というほどの深刻な症状も、岡本が実際に若林のクラブのシャフトを手に取りながらバックスイングの軌道を描き、「感覚が分かった」と一気に復調へと転じた。

今週は岡本がテレビ解説を行っている関係上、開幕前に直接指導を受けることができてのショットの復調。「(岡本がいると)自信が持てる。(先週の)マスターズGCの時も解説にいたけど、結果を出し切れなかった。今週は頑張りたいですね」。師匠の恩に報いるべく、明日以降も引き続いての活躍を誓った。(三重県志摩市/塚田達也)

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2012年 ミズノクラシック



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