ニトリレディスのフォトギャラリー
2012年 ニトリレディスゴルフトーナメント
期間:08/24〜08/26 場所:桂GC(北海道)
森田はビッグスコアで3位タイ 師匠譲りのアプローチも冴える
北海道の桂GCで開催された、国内女子ツアー「ニトリレディスゴルフトーナメント」の最終日。19位タイからスタートした森田理香子が、3連続を含む8バーディ、1ボギーの「65」。この日のベストスコアをマークし、日本勢では最上位となる通算9アンダーの3位タイに急浮上して3日間を終えた。
先週の「CAT Ladies」は首位タイで最終日を迎えたものの、2つ伸ばすに留まり2位タイフィニッシュ。師匠の岡本綾子からは、“最終日に伸ばせないのが一番ダメ”と叱咤された。ショットは好調な一方、「ミスをした時のアプローチとパットで守っていけずにズルズル。最終日に(このようなプレーを)すると取り返しのつかないと、自分でも学んだ」。今週の開幕前、「アプローチが下手だから」と、師匠にショートゲームの指導を受けた。
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バーディラッシュの影で光ったのが、重要性を痛感したこのアプローチだ。9番ではパーオンに失敗するも、サンドウエッジでフワリと上げるアプローチを1.5mに寄せてパーを死守。最終18番もアプローチからパーで締めくくり、最後まで流れを切らすことなく18ホールを駆け抜けた。早速ビッグスコアという結果で返した、師匠への答え。最終日のジャンプアップは、森田にとって大きな前進だ。
アプローチに関しては、まだ師匠の教えを自分の中で熟成させている段階。「本番でやることが自分のためにもなる。まだミスは多いけど、練習をして減らしていきたいです」。師匠とともに“世界一のスイング”を目指す22歳は、さらなる進化に挑んでいる。(北海道苫小牧市/塚田達也)
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