ツアー初勝利を飾った思い出の舞台に帰ってきた笠りつ子。初の大会連覇に挑む

24日（金）に北海道の桂GCで開幕する「ニトリレディス」に、笠りつ子がディフェンディングチャンピオンとして出場。ツアー初勝利を手にした思い出の地を1年ぶりに踏み、「ディフェンディングは滅多にないこと。初めてだし、楽しんでいきたい」と笑顔をのぞかせた。

先週の「CAT Ladies」はパットに苦しみ、2日目、最終日と連日の「74」と崩れての27位タイフィニッシュ。その一方で、最大の強みであるショットは「良い感じです」と好調をキープ。「その流れでパットも良くなってくれればいい。全部揃ったら、勝てると思います」と、大会連覇へ向けたイメージを固める。

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キャディとして1年前にグリーン上で喜びを分かち合った父・清也さんも、今週は5試合ぶりにバッグを担ぐ。「夏はけっこうキツいコースが多かったので、夏休み」（笠）としばらくロープ外から見守る週が続いていたが、清也さんにとっても大事な一戦、やはり“相棒”の座は譲れない。

笠の調子について「ショットはそれなりに良いと思う。あとはパット次第ですね」と、やはり同意見。「去年の初日はパープレーだったけど、今年も初日を乗り切れればね。ゴルフは去年よりも上手くなっているし、あんな調子でやれれば勝てると思いますよ」と期待を寄せる。久々に復活した父娘の“ゴールデンコンビ”で、昨年の再現に挑む。（北海道苫小牧市／塚田達也）