選手コメント集/NEC軽井沢72ゴルフトーナメント 初日
2012年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント
期間:08/10〜08/12 場所:軽井沢72ゴルフ北コース(長野)
海外初メジャーを見据え、大江が4位タイ発進
長野県にある軽井沢72ゴルフコース 北コースで10日(金)、国内女子ツアー「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」が開幕。首位と2打差に12人がひしめく大混戦となる中、今季1勝の大江香織が3バーディ、ノーボギーの「69」をマーク。首位に1打差の3アンダー4位タイと、絶好のスタートを切った。
「ずっとショットの調子が悪くて、先週からちょっと良くなったけど、まだ自信が持てていなかった。せっかく良いショットを打っても、緩んでしまってショートとか。とにかく、自信を持っていこうと思った」。ショットへの迷いを振り払い、自らのプレーを信じ抜いての好スタートだった。
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「ずっとショットでやってきた」と、ショットメーカーを自認する大江。今年4月の「フジサンケイレディス」では持ち味のショットがさえ渡り、難コース・川奈を制して初勝利を挙げた。先月には米国女子ツアー「エビアンマスターズ」に出場。飛距離よりもショットの正確性の大切さを再認識し、「もっとスイングをよくしたい」と、ショットへの想いはさらに増した。
「サマンサタバサレディース」終了時点での賞金ランク上位5位に付与される「全英リコー女子オープン」(9月13日~)の出場資格は大きく繰り下がり、大江の出場権獲得はほぼ決定的。初のメジャー挑戦に向けての強化ポイントを問われ、戻ってきた答えはやはり「ショットをよくしたい」という言葉だった。以前から、将来的な海外進出を言葉にしている大江。国内ツアーの過密日程により多くの選手が辞退する中、「海外の出られる試合は出てみたい」と迷い無く出場を決めた。夢見る大舞台に向けて磨きをかけているショットで、まずは国内2勝目という結果につなげる。(長野県軽井沢町/塚田達也)