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斉藤愛璃、優勝以来の自己ベスト!

今季のツアー開幕戦で優勝以降、苦戦続きの斉藤愛璃が、その優勝以来ともいえる満面の笑みをホールアウト後に見せた。「ニチレイレディス」に出場した斉藤は、初日に3オーバー73位タイと出遅れたが、2日目に1アンダーとスコアを伸ばし通算2オーバー44位タイで予選を通過した。

予選通過が確定した斉藤は、アテストを終えるとすぐに練習場に向かい、約2時間に渡ってショットの練習を行った。「コーチに見てもらって修正すべきことは出来ました」と話す斉藤は、最終日にその成果を発揮した。

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15番でバーディを先行すると、後半の1番パー5でもバーディ。ティショットは確実にフェアウェイを捉え、2打目もグリーンを外すことなく何度もバーディチャンスを迎えた。「チャンスが多かっただけに、もう少し伸ばしたかったです」と欲を出してしまう。最終9番で今大会初めてフェアウェイを捉え「なんか嬉しくなって、舞い上がっちゃいました」という斉藤は、2打目を左に曲げてしまいボギーをたたいてしまった。

「最後はもったいないですが、昨日修正したポイントがしっかりと出来ました。それに、今まではボギーをたたくと気持ちが切れたりしていましたが、今週は平常心を保つことが出来ました」と大満足のラウンドとなった。

そして、今回はプロキャディのライオネル氏を起用し「本当に良い勉強になりました。今まで私はキャディさんにはパッティングのラインを読んでもらうだけでしたが、コースの攻め方からトラブルの対処法などさまざまな状況で助けてもらいました」と3日間の感想を話す。

今後は再びハウスキャディにお願いするつもりだという斉藤。専属の帯同キャディをつけることは考えていないかと聞くと「いろんな方がいますので、どなたにお願いできるか、どんな人が良いのかわからないので、今はハウスキャディさんにしておきます。でも今回勉強になったことは、これから生かせると思いますし、今日のゴルフは来週からすぐに生かしたい」と目を輝かせる。

3日間の戦いを終えた斉藤は通算1オーバーで37位、開幕戦の優勝以外では今季最上位となる。斉藤は優勝者ということで来年の開幕戦まで1年間のツアー出場資格をもっているが、来季を通した出場資格を得るためには賞金シードが必要となる。今週の賞金を加算して1,572万円を獲得し、賞金シードの枠もこれでクリアできそうだ。(千葉県千葉市/本橋英治)

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2012年 ニチレイレディス



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