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1番のミスが奏功し3位につけた森田理香子

ドライバーショットの飛距離で定評のある森田理香子が、国内女子ツアー「フンドーキンレディース」の初日に1アンダーでラウンドし、首位と4打差の3位タイにつけた。

「風が強く、コースは狭い、さらにグリーンも硬くて、ピンポジションも難しかったので、その中でアンダーパーは良かったと思います」と、この日のプレーを振り返る。その森田がキーに挙げるのが、1番(パー5)でのナイスパーだったという。

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ティショットを右に曲げるミスをした森田の2打目はバンカーから脱出するだけで、グリーンまで260ヤード以上も残してしまった。同組でラウンドした不動裕理服部真夕は、無難に3オン狙いでレイアップし、残り約100ヤードの3打目を残したが、森田は3打目でグリーン手前まで運んだ。

「不動さんと服部さんが先に打って、グリーンが硬くて止まらないのがわかったので、無理せず手前からいけた。凄く参考になったのでパーセーブが出来ました」。ティショットのミスを取り戻そうと、4打目でピンを狙う気持ちでいた森田だが、冷静な判断でピンの手前に止めてパーセーブに繋げた。

ここ数試合、初日に出遅れることがある森田は「今日はちょこっと良かったですね。でも、ここは何があるかわからないコースなので、明日以降もあきらめずに頑張って行きたいです」と話す。森田の“諦めない”は、もちろん優勝のこと。

「勝ちたい気持ちはあるけど、勝つためには自分の実力、精神的にも上に行かなければいけない。何試合も経験していかなきゃいけない。それに運も必要ですよね。頑張って練習していれば、運もついてくると思います」。2010年「樋口久子IDC大塚家具レディス」で1勝を果たしているが、待望の2勝目に向けて精進を続けている。(福岡県福岡市/本橋英治)

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2012年 フンドーキンレディース



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