ショットのときには真顔だが、それ以外は極力笑顔でいたいという原江里菜

昨年までの不調が別人のように、コンスタントに好成績を上げている原江里菜が、今週の「サイバーエージェントレディス」でも初日に3アンダーをマークし4位タイの好スタートをきった。

先週の「フジサンケイレディスクラシック」でも初日に3アンダーをマークした原は「今日はショットが全然ダメで、先週に比べたら30％程度でした。今週は練習日からショットが良くなかったので、自分に期待し過ぎずにラウンドしたのが良かったと思います」とラウンドを振り返る。

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この日の原は1番でティショットを左に曲げたが、運良く斜面を下りラフまでボールがでてきた。さらに8番パー5ではティショットが完全なミスで左の林方向に向かったが、木に当たってセーフ。続く2打目は逆に右へ行ったが、今度も木に当たって返ってくるラッキーが続きパーセーブとなった。

「今日は本当に運が良かったです。でも、運だけではなく、ミスの後に今までだったら何でミスをしたのか考えていたのですが、今日はミスを引きずらずに次のショットに集中が出来ました」と、精神的な面でも不調時から一歩抜け出したと話す。

前週からラウンド中の歩き方で姿勢を正すように修正した原は「出来るだけ笑顔でいようとも思っていまして、笑うようなことがなくても意識的に口角を上げて笑顔を作ってラウンドしました」と新たな取り組みを行っている。残り2日間も常に笑顔を保ってラウンドすることができるか、原の表情にも注目したい。（千葉県市原市／本橋英治）