【速報】大山志保がP.クリーマーをプレーオフで制し復活V!
2011年 マスターズGCレディース
期間:10/21〜10/23 場所:マスターズGC(兵庫)
惜敗のP.クリーマー「これがゴルフの難しいところ」
兵庫県のマスターズGCで開催されている「マスターズGCレディース」の最終日。首位を4打差で追うポーラ・クリーマーが、ついにその本領を発揮した。4番(パー3)で2.5mを沈めて奪ったバーディが猛追ののろし。その後、6番、7番(パー3)と連続バーディを奪うと、9番でもバーディを奪いサンデーバックナインを迎える。
後半に入っても勢いは止まらず、12番(パー5)、13番と再び連続バーディを奪い、通算6アンダーで首位に並ぶ。さらに15番(パー5)もバーディを奪い、ついにトーナメントリーダーに躍り出ると、そのまま通算7アンダーでホールアウト。最終的には大山志保に追いつかれ、プレーオフ3ホール目で力尽きたが、メジャー1勝を含む米国ツアー通算9勝、世界ランキング9位(10月17日現在)の実力と強さを存分に披露した。
プレーオフ3ホール目、フェアウェイに運んだポーラのボールには泥がついており、2打目でグリーンを外す不運。一方の大山はティショットを右に曲げるも、ボールがギャラリーに当りフェアウェイに戻り、決着のバーディへと繋げた。「泥の影響はあった。アンラッキーだった。パーフェクトなプレーをしても勝てるわけではない、これがゴルフの難しいところ」とポーラ。「負けたのは悔しいけど、自信になるプレーだった。日本のファンにも感謝したい。プレーオフ中、私に対しても平等に応援をしてくれたし、支えになった」と、最後には清々しい表情でコースを後にした。(兵庫県三木市/塚田達也)
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