1週間後の海外メジャー戦に向けて良い流れを築く4日間となった宮里藍

6位タイで「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」最終日を迎えた宮里藍は、前半こそ2バーディとスコアを伸ばしたものの、バックナインで1ストローク落として失速。通算7アンダーの11位タイに後退し、4日間の戦いを終えた。

首位を6打差で追う宮里にとって、前半の2バーディは物足りない内容だった。「前半の2番と5番でパットがカップを舐める形で入らず、ちょっと流れに乗れなかった」と、猛追体勢に入れなかった序盤を悔いる。それでも「ガマンして回れたし、4日間の内容としては満足です」と総括し、自らに及第点をつけた。

主戦場の米国ツアーは、来週はオープンウィーク。その翌週に、海外メジャー第2戦「ウェグマンズLPGAチャンピオンシップ」が控える。「今の調子で、流れに乗っている時に1つ2つパットさえ決まってくれれば。良い形でメジャーに入れると思います」。メジャーに向けて状態を上げる意味でも、今週は実りある4日間となった様子。先月の「サイベース・マッチプレー選手権」、そして今週の日本ツアーで掴んだ良いフィーリングを、1週間後のメジャーへと繋げられるか。