馬場ゆかりの戦績&プロフィール
2011年 ヨネックスレディスゴルフトーナメント
期間:05/27〜05/29 場所:ヨネックスCC(新潟)
好調の馬場、先週の朝練で「ピンときた」
「ヨネックスレディスゴルフトーナメント」初日、馬場ゆかりがバックナインに4個のバーディを重ね、4バーディ、1ボギーの「69」をマーク。04年に初優勝を手にした思い入れの深い地で、首位に1打差に迫る3アンダー2位タイと絶好のスタートを切った。
3週間前の「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」では、ほぼ1年ぶりとなる予選落ち。これまでショットの精度に苦しんでいた馬場は、「2月に新しいクラブのテストをすることで、ズレが生じてしまった」と回顧する。結局は昨年までのクラブで今季に臨んだが、微妙な感覚の狂いはなかなか消えてくれない。
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それが先週の「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」で、いきなりの好転を迎える。「先週の2日目の朝の練習で、ピンと来た」。セットアップする時の手のポジションなどを変えることで、「アドレスがしっくりきていなかったけど、“ここだ”というポジションを見つけられた」と馬場。その後は好調時のショットのフィーリングも蘇り、自信の回復に繋がったという。
スコアを見ても、その変化は明らか。先週の初日「73」に対し、2日目「67」、最終日は「69」。さらにこの日も「69」と、3ラウンド連続で60台をマークする急変ぶりだ。一瞬の閃きにより開幕からの悩みが消えた一方で、「今までの苦労は何だったんだろう、という感じ。逆に悔しいですね」と苦笑。だが、その表情の中には、ようやく本来のプレーを取り戻したという余裕も感じられた。
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