【初日】永井と朴が首位! 古閑、有村が2差、さくらは出遅れる
2011年 フンドーキンレディース
期間:05/13〜05/15 場所:福岡センチュリーGC(福岡)
48歳の塩谷育代「上達した気がする!」
国内女子ツアー「フンドーキンレディース」の初日に、48歳のベテラン塩谷育代が2アンダー3位タイにつけた。10番からスタートした塩谷は14番でボギーを先行するが、16番、17番で連続バーディ。さらに後半も2バーディ、1ボギーでラウンドし、首位とは1打差の好スタートを切っている。
「上達したなって気がしました」。この日のラウンドを振り返る塩谷の口から、大ベテランらしからぬ言葉が発せられた。しかし、塩谷は真剣な表情で続ける。「今日は上手くなった気がするんです。改めてグリップ、アドレスの大切さを、何十年もやっていて、ここかって感じですね。アドレスの入りが悪いからグリップが悪いのか、グリップが悪いからアドレスが悪いのか、スクエアに決まっていなかったので」。ゴルフの基本ともいえることがらを初心に帰って語りだした。
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残り2日間あり少し気の早い話にはなるが、塩谷(48歳352日)が優勝した場合、国内女子ツアーでは岡田美智子(50歳312日)、池淵富子(50歳66日)についで歴代3番目の高齢優勝者となる。さらに、前回の優勝からのブランクでいっても7年250日ぶりの優勝となれば、池淵、中嶋千尋、ト阿玉に次いで4番目の記録になる。
「優勝?気が早いですねー。まだ、初日なんで・・・。(優勝はしたい?)そうですねー」と話す塩谷。「若手に負けられないという気持ちは、あまりありません。とにかくもっと深くゴルフを知りたい気持ちは、ずーっとあって、もっと上達したい。それだけです」。2児の母にしてツアー出場を続ける48歳は、向上心の塊だ。
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