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三塚優子、喪章をつけてツアーに復帰!!

国内女子ツアー「西陣レディスクラシック」で、一人喪章をウェアにつけて戦う選手がいた。それは、昨年賞金ランキングで5位に入った三塚優子で、父親の康輝さん(72歳)が、先月末に永眠されたからだ。

康輝さんが息を引き取られたとき、三塚は米国で開催された今季の女子メジャー初戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」に出場するために渡米中だった。三塚は大事な試合を控えた状態だったため、母親の千鶴子さんはあえてそのことを伝えずにいた。そして三塚が知ったのは試合が終了した4月4日の日曜日だった。

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すぐに帰国した三塚は、葬儀などを行い、落ち着いたのは今週の月曜日になってから。「今週も欠場しようかと思ったけど、あまり休んでも良いことないし」と、先週はほとんどゴルフクラブにも触らない状態だったにも変わらず、今週の試合に出場を決めた。

三塚の父は数年前から闘病生活をおくり、入退院を繰り返す状態で、三塚の応援も地元の茨城で開催される試合ぐらいしか行けない状態が続いた。そして、父親が行ってきた貸しビル業は、三塚が若くして代表権を引き継ぎ、社長という肩書きも持ちつつゴルフをしてきた。

「会社の仕事は全て母が引き継いでくれています。私はなにもすることがないので、ゴルフに集中しますよ。これからは母のことを私が支えていかなければならないので、ゴルフで頑張ります」と、決意を新たにした。

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2010年 西陣レディスクラシック



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