「いい弾みになる試合に」 リフレッシュした西村優菜が今季初の国内ツアー参戦
◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 事前(22日)◇ザ・クイーンズヒルGC(福岡)◇6485yd(パー72)
米ツアーを主戦場とする西村優菜が、主催者推薦で今季初の国内ツアーに出場する。昨年11月「大王製紙エリエールレディス」以来、およそ8カ月ぶりの国内戦に「推薦を頂いての試合なので、頑張りたい気持ちはすごく大きい」と意気込んだ。
4年目に突入した米ツアーでは苦戦が続いている。「調子自体は悪くないんですけど、ちょっとまとまってないというか、繋がってない感じはしている」と、ここまで12試合に出場して7度の予選落ち。直近ではメジャー2試合を含む3大会連続で決勝に進めていない。6月のダブルス戦「ダウ選手権」で5位に入ったことでポイントを積み上げたが、年間ポイントレース(レース・トゥ・CMEグローブ)は103位と低迷中。今週から始まる英国2連戦への参戦はかなわなかった。
「ヨーロッパに出られなくて悔しい思いもある」と受け止めつつも、「こうやって推薦いただけたことがすごいありがたい。直近3試合も惜しいっていう感じで悔しさはあるんですけど、やり続けていくしかない」と、来季シード権(80位以内)獲得に向け顔を上げる。
2週前の前戦「アムンディ エビアン選手権」を終えてから、1週間クラブを握らなかった。「結構自分は練習しないと不安になるタイプなんですけど、(練習を)やってもあんまりいい成績じゃなくなってきた時にモチベーションを落としてしまうのが1番怖くて。クラブを握らないっていう選択も今はありなのかな」と、フランス観光で心身のリフレッシュに時間を充てた。
記録的な熱波に見舞われたフランスでの戦いを経験できたことは、夏本番を迎えた母国でプレーする上でプラス材料でもある。最高気温40℃超えも出た久しぶりの日本に「暑い!」と話しながらも、「影に入っちゃえばまだマシな感じはする」と話す。今大会では暑さ対策として予選ラウンド第1組のティオフを午前6時とし、西村は初日同6時40分にスタートする。「早起きにはなるんですけど、すごく選手思いでめちゃくちゃありがたい」と感謝した。
巡ってきたチャンスを無駄にはしたくない。「状態が上がってきているっていうのはあるので何か1つきっかけがあれば。いい弾みになる試合にできたら」。次戦の8月「ポートランドクラシック」へ、実りある一週間にする。(福岡県糸島市/安平賢太郎)