プレーオフ惜敗翌週も“好相性”北海道で謙虚に アマ長澤愛羅「最近いいことがあり過ぎて…」
◇国内女子◇ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 事前(8日)◇真駒内カントリークラブ 空沼コース (北海道)◇6700yd(パー72)
前週「資生堂・JALレディスオープン」でツアー最多7人によるプレーオフまで残った反響はすさまじかったそうだ。アマチュアの長澤愛羅(日本ウェルネススポーツ大)は「終わってから携帯を見たら…。何件だったか、すごく連絡が入っていました」と3ケタにのぼるメッセージの数々に目を丸くする。
プレーオフ2ホール目で2打目を最も近い2mにつけながら、惜しくも左に外れてパー。決めていれば、倉林紅と3ホール目の一騎打ちになるはずだった一打を「それが実力。まだアマチュアでいなさいっていうことなのかな」と謙虚に受け止める。たしかな自信にもなったツアーで初めての優勝争いは、プロの世界における勝負の厳しさもしっかりと刻み込んでくれた。
アマチュア競技では経験も少ない連戦のスケジュールで臨む今週の真駒内CC空沼コースは、前年初めてツアーで予選突破を果たし、7位に食い込んだ舞台でもある。「でも、練習ラウンドで去年より難しく感じました。グリーンが速くて硬くて、回った時は風もすごくてゴルフにならなかったです」と苦笑する。
苦手意識もあった洋芝でのプレーは、一年前の好成績に加えて6月に同じ北海道のブルックスCCで「日本女子アマ」を制したことが心強い成功体験になる。日本女子アマの際にも堪能したスープカレーをはじめとするご当地グルメにテンションも上がる。「あしたはカニです」と毎日の食事が楽しみで仕方ない。
ちなみに日本女子アマ優勝によって出場権を得た10月「日本女子オープン」(兵庫・宝塚GC)は、同週「アジア大会」(愛知・春日井CC東C)に日本代表として参加するため欠場する。「女子オープンは今後も出るチャンスがあると思う。アジア大会は4年に一回で、日本開催でもありますし…」。長く築いていきたいキャリアを見据えた選択だ。
6月は「宮里藍サントリーレディス」最終日にアマでツアー初の2連続イーグルを決めた翌週に日本女子アマで頂点に立った。「最近すごくいいことがあり過ぎていて…。優勝は意識していなくて、まずは予選通過を目指していきたい」。惜敗直後でも、18歳らしく謙虚に挑む。(札幌市南区/亀山泰宏)