2026年 ヤマハレディースオープン葛城

36年ぶりの“3姉妹”予選通過 神谷家にサクラ咲く

2026年 ヤマハレディースオープン葛城 2日目 神谷そら
長女・神谷そらは5位タイで貫録の突破。妹たちの通過を喜んだ

◇国内女子 ◇ヤマハレディースオープン葛城 2日目(3日) ◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡) ◇6510yd(パー72)

まさにサクラが咲いた。4度目の同一大会そろい踏みとなった“神谷3姉妹”が、難関・葛城でそろって決勝ラウンド進出を決めた。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)によると、同一大会における3姉妹の同時通過は1990年「ダイキンオーキッドレディス」で谷福美、谷里美、谷明美が果たして以来36年ぶりとなる(1988年のツアー制度施行後)。

ツアー4勝の長女・神谷そら(22歳)は4位から「70」で回り、3姉妹で最上位の通算3アンダー5位で貫録の通過。1.5mを決めるバーディで締めた最終18番(パー5)を前に、先にホールアウトしていた妹2人の通過確実を知り「これは入れたいと、最後だけちょっと欲が出た」と笑った。

3姉妹で大会主催のヤマハ発動機とスポンサー契約を交わすだけに、「この大会を3姉妹で通れたのは良かった」と喜びはひとしお。気がかりなのは、昨夜に痛めたという首の状態だ。今朝に鍼(はり)治療を施したこの日も「若干の影響」を抱えながらのプレーだった。首位に2打差で迎える週末へ「まずは首を治すことが一番。今日は治療に専念したい」と不安の払しょくを急ぐ。

2026年 ヤマハレディースオープン葛城 2日目 神谷もも
終盤に崩れながらも予選カットをクリアした二女・神谷もも ※撮影は大会初日

アマチュアで二女の神谷もも(20歳)は、13試合目のツアー出場で2025年7月「ミネベアミツミ レディス」以来2回目の通過。カットライン上の53位から「71」で回り、3オーバー38位で週末に進んだ。3つ伸ばして迎えた終盤7番(パー3)でボギー、1打目をOBとした8番のダブルボギーで黄色信号が灯ったが、「パーで通過できると思っていた」と冷静に臨んだ最終9番をバーディで締めた。

「前半組の妹が予選確実だったので、“いやー、通らないとな…”とは思っていて。とりあえず通過できて良かったです」と安どの表情。「姉は一番近い目指すべきライバル。妹にはやっぱり負けたくないので刺激にはなっていると思う」と話した。

2026年 ヤマハレディースオープン葛城 2日目 神谷ひな
三女・神谷ひなは初の決勝ラウンド進出

同じくアマチュアで三女の神谷ひな(18歳)は、5回目のツアー挑戦で初の通過を果たした。過去2回の大会出場は下位で予選落ちしており、「三度目の正直で(通過できて)良かった」と満面の笑顔だった。1人だけ午前スタートだったためホールアウト時点で姉2人の結果待ちだったが、「3人で通れたら、もちろんうれしい」との願いが通じた。(静岡県袋井市/塚田達也)

2026年 ヤマハレディースオープン葛城 2日目 神谷3姉妹
(左から)二女・神谷もも、長女・神谷そら、三女・神谷ひな
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