マネジメント改革と15キロの減量 桑木志帆「今がたぶんベスト」
◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 2日目(3日)◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡)◇6510yd(パー72)
37位から出た桑木志帆が5バーディ、ボギーなしの「67」でまわり上位で予選通過を決めた。「久々に良いプレーができてホッとしている」と軽やかな表情で2日目を終えた。
前日は強風に翻弄され「思ったよりも(風に)流された」と苦戦するも、この日はコンディションも穏やかで「やりやすかった」と振り返る。前半10番から出ると17番(パー3)、18番(パー5)の連続バーディで流れをつくり、後半も3つスコアを伸ばした。「コースをしっかりチェックしてグリーン周りで外していいとこ、悪いところをちゃんとメモしている」と前日の反省点も活きた。初日ダブルボギーを叩いた9番もパーセーブでしのいでみせた。「マネジメントが最近一生懸命できるようになってきた。ゲームの組み立てがうまくいっている」
プロ2年目の2024年は、国内メジャーを含むツアー3勝を挙げ、年間ポイントランキングも6位と躍進の年になった。しかし昨年は15試合でトップ10に入りながらも、なかなか勝ち切れない試合が続いた。今季も4試合中2試合で予選落ち。「(ここまで)かみ合わなくてすごい歯がゆかった」と流れをつかめずにいた。「コーチと結構話し合って、どういうマネジメントしていけばいいかっていうのがやっとわかってきた。それが活きている」。試合の組み立てを意識したことで納得いくプレーにつながった。
さらに昨年から長期的に取り組んできた変化もある。「ヒザや腰も痛くて、ウェアもはちきれそうだった」と約1年かけて15キロの減量に成功。オフに2キロ戻ったものの「(今が)たぶんベストだと思う」とプレーに好影響をもたらしている。
「今日みたいなプレーができれば一番いい」と納得の内容で迎える決勝ラウンド。「あまり気負わずにいきたい」と取り戻しつつある自分のゴルフで2024年「JLPGAツアー選手権リコーカップ」以来のツアー4勝目へ、確かな手応えをつかみ始めている。(静岡県袋井市/安平賢太郎)