2026年 Vポイント×SMBCレディスゴルフトーナメント

鮮やかな緑のウェアでV争い 吉田鈴が今週の“勝負カラー”を前倒ししたワケ

2026年 Vポイント×SMBCレディスゴルフトーナメント 2日目 吉田鈴
緑のウェアは今週の勝負カラー。吉田鈴が初優勝のチャンスを引き寄せた

◇国内女子◇Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント 2日目(21日)◇紫CC すみれC(千葉)◇6731yd(パー72)

地元ファンの声援はプロ2年目のシーズンでも力になった。18位から出た吉田鈴が1バーディ、1ボギーの「72」で回り、首位に3打差の通算1オーバー7位タイで2日目を終えた。「難しいコンディションでよく耐えた」と、強い風が吹く中でも粘り強いプレーで上位に食らいついた。

「割とパーオンしていたかな」とショットが安定し、難コンディションでパーオン率は61%(11/18)だった。前半2番でバーディを先行すると、その後は14ホール連続でパーに収めた。「(グリーンを)外してもすごく簡単なアプローチ。入らない確率の方が高いパッティングはなかったので、その点は良かった」と振り返る。

2026年 Vポイント×SMBCレディスゴルフトーナメント 2日目 吉田鈴
たくさんの地元ファンを引き連れて

このまま終えたらアンダーパー…という終盤に迎えた17番で痛恨のボギーを喫した。3打目でグリーンに乗せきれず、エッジからのパットもわずかにカップの縁をかすめた。「強めに打ったら強く行きすぎて。いいパッティングだったので、結果としてはボギーですけど自分としては良し」と反省しつつも前向きにとらえた。

2026年 Vポイント×SMBCレディスゴルフトーナメント 2日目 吉田鈴
本当は最終日に着たかったけど…

この日は大会の特別協賛で、スポンサー契約を結ぶ三井住友銀行のコーポレートカラーに合わせた鮮やかなグリーンのウェアでリーダーボードを駆け上がった。本来は最終日に着る予定だったという勝負服の投入を前倒ししたのは、ゴルフ同様に手堅い“マネジメント”によるもの。「きょう予選落ちしたら着られないと思って、ちょっと“安パイ”とっちゃいました。あしたのウェアは、まだ考えてなくて…。これ、着たかったですね」と笑ったが、優勝争いも見据える位置でコーディネートを悩めるなら大歓迎だ。

2026年 Vポイント×SMBCレディスゴルフトーナメント 2日目 吉田鈴
地元大会で最高の思い出を作れるか

昨年は姉の吉田優利が2位に9打差をつける圧勝で勝利をつかんだ。「他の試合よりかは、いい成績を出したいという気持ちは多少なりともある」という思い入れの人一倍強い大会で姉に続きたい。今季の出場資格は第1回リランキング(6月)までという立場もある。「中盤戦の切符は取りたいなと思ったんで、この3戦目で取れれば」。地元出身として、ホステスプロとして、そしてツアー史上初となる姉妹による連覇へ。モチベーションを高めてくれる要素は、いくらでもある。(千葉県野田市/安平賢太郎)

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