ドライバーの飛距離アップが好スコアに結びついているという北田瑠衣

「Tポイントレディス」2日目を終え、通算8アンダーで単独首位に立ったのは2年ぶりの勝利を狙う北田瑠衣。「今週はボギーを打たないプレーをしています」と話す北田は、昨日の初日は目標どおりのノーボギー。この日も2ボギーを叩いたものの、「ボギーの後にバーディが取れて流れが良かった。良いゴルフができた要因です」と、好調なプレーを続けている。

「ドライバーが振れていて、去年と比べて10ヤードくらい飛んでいます。セカンドの番手が1から2番手くらい短くなっていますね」と、スコアメイクが格段にラクになったと話す。その大きな役割を担っているのが、今年2月に片山晋呉に薦められて使用しているという、片山がクラブ契約を結ぶダイワ製のシャフトだ。「ボールの出だしが強くなりました。高く上がって、キャリーも伸びています」と、師事する片山のアドバイスがピッタリとはまった。

明日の最終日は片山がコースを訪れるという。北田の成績とは関係なく、事前に決まっていたということだが、北田にとっては心強いことこの上ないだろう。「今週はパットが入ってくれている」と、プレーに不安要素は無い。2年ぶりの優勝に向け、心身ともに充実した状態で最終日を迎える。

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