鈴木愛はオリジナルウェアでやる気爆増 「着たいものしか作ってない」
◇国内女子◇ダイキンオーキッドレディス 事前(3日)◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄)◇6610yd(パー72)
オリジナルウェアに身を包んだ鈴木愛が笑顔でイン9ホールをプレーした。ブランド名を「own is ROSE」と名付け、ロゴも自身で作った。ROSEの響き、字面が何よりも気に入っている。「own isは自分らしくで、バラも好きだしトゲがあるのも自分みたい」と説明した。
「着たい色、形にこだわってやっている。私にしか出せない色味、素材。自分だけが着るウェアなので、着たいものしか作っていない。やりたいように詰め込んでやっている」。一般販売の予定はないが、評判次第では視界に入ってくるという。
デザイナーらと月に1度のミーティングを2年以上行って完成したウェアの出来上がりに満足。「生地もこだわっているし、動きやすさも重視している。見た目がかわいい感じのスタイルで、ゴルフウェアっぽい感じじゃない」。この日はストレッチ素材のパンツで色は大好きなアースカラー、白のフードはタオル生地がポイントだ。
2勝を挙げた昨年は競技に対するモチベーション維持が大きな課題だったが、オフ恒例のアリゾナ州での合宿はプロ生活史上で最も充実したものだった。大好きなウェアで1年間プレーすることを想像するとやる気も違った。「ここ数年、自分のモチベーションが上がるのは何かと考えたら好きなウェア、デザインでプレーする。何年か前からウェアを作りたいと、ずっと考えていた」。急ピッチでの製作だったが、すでに今シーズン分のウェアは確保できている。
昨年11月の昨季最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」からの“連勝”がかかる。「ここは苦手で期待していない。2年に1回は必ず落ちるぐらいの苦手コース」と警戒するも、ツアー22勝の31歳が目指すは永久シード(ツアー30勝)だ。「この3年で8勝したいというのがあるので、ことし5勝するぐらいの勢いでやっていきたい」。大好きなウェアとともに一気に勝ち星を重ねていく。(沖縄県南城市/玉木充)