逆転優勝で再びレギュラーツアー出場権を獲得した横峯さくら

10月14日（木）、15日（金）の2日間にわたり、鮎滝カントリークラブ（香川県）で行われたステップアップツアー「穴吹工務店レディース」で、横峯さくら（テレテック）が優勝した。初日イーブンパーで首位の中道かおりに2打差の2位タイにつけていた横峯は、2日目に2ストローク伸ばし通算2アンダーで、中道とのプレーオフに突入。その1ホール目に横峯のパーに対し、中道はボギーを叩き決着がついた。

横峯は今年8月に行われた「プロテスト」でトップ合格の上原彩子に1打差の2位。今シーズンのレギュラーツアー出場資格は「日本女子オープン」を含め3試合しかなかった。この3試合で獲得賞金を1000万円を突破し、来シーズンのシード権をほぼ確定させた。

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今回のステップツアーは、今年プロテストに合格した選手で、同週開催のレギュラーツアーに出場資格をもたない選手には無条件で出場する資格が与えられていた。この試合での優勝者には翌々週からレギュラーツアー3試合の出場権利があり、横峯がそのチャンスを見事に掴んだ。

横峯の次ぎの目標は「レギュラーツアー優勝」。10月29日から開催される「樋口久子殿堂入り記念IDC大塚家具レディス」「伊藤園レディス」「大王製紙エリエールレディスオープン」の3試合で、優勝もしくは賞金ランキング上位20位以内に入れば、最終戦の「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」にも出場できることになる。