荒木優奈が単独首位で最終日へ 3打差2位に入谷響と永田加奈恵/新人戦2日目
2024年 JLPGA新人戦 加賀電子カップ
期間:12/04〜12/06 場所:グレートアイランドC(千葉)
「月曜から金曜まで」山下心暖のゴルフに生きた3つの習い事
◇国内女子◇JLPGA新人戦 加賀電子カップ 2日目(5日)◇グレートアイランド倶楽部 (千葉)◇6589yd(パー72)
「今日はショットの調子は良かった」と手応え十分のラウンドだった。1アンダー13位から出た山下心暖は3バーディ、1ボギーの「70」で回り、通算3アンダー9位で最終日を迎える。
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「ショットも特に悪くなくて、パットもしっかり入ってくれたので良かったです」と振り返る。パーを並べて迎えた前半6番で50㎝につけてバーディ先行。13番(パー5)で1.5mに絡め、16番も3mにつけてバーディを奪う。唯一のボギーを喫した10番以外は危なげなく2日目を終えた。
2回目の挑戦でプロテストに合格した18歳は「月曜から金曜まで、小学校の時からいろいろやっていました」と中学までに多くの習い事を続けてきたという。1週間のスケジュールは月曜から水泳、陸上(火)、ピアノ(水)、陸上(木)、習字(金)、ゴルフ(土日)と休む暇もない日々を送った。
「基礎体力を鍛えるために陸上を、他は好きだったので続けていました」とゴルフ以外も熱中して取り組んだ。「結果がいいように転んでくれた。ピアノも右脳左脳を使うので頭の回転が良くなって、習字は没頭できて唯一落ち着ける場所」。体作り以外に、多くの経験が今のゴルフにも生きている。
現在はトレーナーの指導のもと筋力トレーニングに励み、「昨年より8割(の力感)で打っても飛距離は変わらないので、精度も上がって結果も出てきたと思う」と効果を実感。「明日はゴルフも楽しみながらプレーできたら」と掲げ、一生に一度の大会の残り18ホールを戦う。(千葉県長南町/松島流星)