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竹田麗央が初めての年間女王 “リモート”会見に「こういう形になって申し訳ない」

◇国内女子◇伊藤園レディスゴルフトーナメント 最終日(9日)◇グレートアイランドC (千葉)◇6769yd(パー72)◇曇り(観衆4151人)

竹田麗央が初めての年間女王に輝いた。今週は通算2オーバーで予選落ちしており、地元・熊本からリモート会見を行った。この日は部屋の片付けをしながら、公式サイトで試合の結果をチェックし、吉報を待っていた。「本当にこういう形(リモート)になって申し訳ない。予選通過できなくて申し訳ない」と苦笑いで話した。

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21歳222日での戴冠は山下美夢有(2022年)の21歳103日、上田桃子(2007年)の21歳156日に続く歴代3位の年少記録となった。「今シーズンが始まった時は女王になるとは思ってなくてびっくりした。うれしいです。初優勝で自信がついた」。昨年からのショートゲームの技術向上が好スコアを支えた。

竹田は2021年のプロテストに合格し、24年4月「KKT杯バンテリンレディス」でツアー初優勝を挙げると、翌週「フジサンケイレディス」で2勝目。9月「ソニー日本女子プロ選手権」でメジャー初Vとなる6勝目、前週の日米共催「TOTOジャパンクラシック」で8勝目を挙げていた。

米ツアー最終予選会にエントリーしていたが、「TOTO」優勝で免除となった。来季の米ツアー参戦を表明している。「経験できないこともできるので楽しみ」と海の向こうに胸を躍らせた。

母は女子プロの平瀬哲子で、1993、94年と賞金女王に輝いた平瀬真由美をおばに持つ。平瀬も「日本で一番になることができた。来年からは世界の強豪が集まるUSLPGAツアーですけど、もちろん上を目指して、彼女には圧倒的な飛距離がありますので、上を目指せると思いますし、心技体を整えて、頑張ってほしい」とエールを送った。

次週「大王製紙エリエールレディス」(愛媛・エリエールGC松山)、翌週で最終戦のメジャー「JLPGAツアー選手権リコーカップ」(宮崎CC)に向けて竹田も「上位で戦えるように」と気合を入れた。来季の米ツアーに向けて結果、内容ともに追い求めていく。(千葉県長南町/玉木充)

<年間女王・年少順>

21歳103日/山下美夢有 2022年
21歳156日/上田桃子 2007年
21歳222日/竹田麗央 2024年
22歳122日/稲見萌寧 2021年(20-21年を1シーズンに統合)
23歳82日/アン・ソンジュ 2010年
23歳148日/福嶋晃子 1996年
23歳194日/鈴木愛 2017年

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