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「自分のゴルフを貫き通せた」 元賞金女王の叔母・平瀬真由美も祝福

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 最終日(14日)◇熊本空港CC(熊本県)◇6518yd(パー72)◇晴れ(観衆3408人)

竹田麗央の初優勝に、叔母で元賞金女王(1993、94年)の平瀬真由美も祝福した。この日はテレビ解説者として姪の歓喜を目に焼き付けた。

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「良かったなと思います。地元で勝つのは応援が多い分プレッシャーになりますが、自分のゴルフを貫き通せた」

竹田のジュニア時代からラウンドをともにすることがあり、飛距離には当時から目を見張るものがあったという。ウィークポイントだったアプローチなどの小技も強化され、「格段にうまくなった」と成長に目を細めた。

大会前にはアドバイスも送っていた。竹田の自宅で顔を合わせた際、「勝とうと思ったら(勝利が)すり抜けるよ」。惜敗が続く姪を思いやる大先輩からのアドバイスに、神妙な面持ちでうなずいた。

米ツアー挑戦を見据える竹田には「以前より海外は身近になった。そこのレベルに達すれば行けばいい」と応援。自身も1996年から参戦しただけに、海の向こうへ憧れを抱く気持ちは理解できた。

平瀬の1つ上の姉であり、母でコーチを務める女子プロゴルファーの平瀬哲子は、昨年から指導をすることも少なくなった。「私が見なくなってから状態が良くなってきた」と苦笑い。「みなさんから愛される強い選手になってほしい」。我が子の記念すべき初優勝をいっしょに喜んだ。(熊本県菊陽町/玉木充)

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