思うに任せぬプレーに思案顔の鈴木愛

◇国内女子◇アクサレディス in MIYAZAKI 2日目（23日）◇UMKCC（宮崎）◇6545yd（パー72）◇曇り（観衆3715人）

2度目の3週連続優勝という史上初の快挙がかかった今季4戦目で、予選落ちした。鈴木愛は「こんなにうまくいかんことがあるのかっていうぐらい…。（コースが）向いてないのかな」。ガックリというより、不思議そうに首をかしげた。

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初日の1オーバー、66位の出遅れを取り返すべく、10番でバーディスタートを切ったものの12番、16番でボギー。それでも、諦めず18、4番のバーディでイーブンパーにしたが、5番のバーディパットがカップを「舐め回して」（鈴木）入らない。6番は手応え十分の2打目がピンを直撃し、グリーン外に弾き出されて、心が折れた。

「正直、（開幕前日の）プロアマ戦まで（調子は）すごく良かったのに、初日の朝になったら変わってしまった。でも、昨日悪かったショットはだいぶ修正できて、ショットだけなら全然上位にいける状態になったのに」。3バーディ、3ボギーの「72」で通算1オーバー。カットラインに3打届かなかった。

快挙に挑むどころか、予選2日で姿を消した。「休みをもらったと思って切り替えます」。昨年から疲れがたまると痛みだす左かかとの状態も気になっており、ケアに務めて仕切り直すつもりだ。（宮崎市／加藤裕一）