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「それぞれどう戦うか楽しみ」 宮里藍さんが後輩たちに期待

神奈川県のパシフィコ横浜で行われたジャパンゴルフフェアで10日、契約するブリヂストンのブースに宮里藍さんが出演し、兄の宮里聖志宮里優作宮本勝昌の4人でトークショーを行った。

トークショーでは体づくり等についてレクチャー。自身は現役時代にピラティスなどでトレーニングを行っていたことを紹介しつつ、珍しい4人でのトークを楽しんだ。「(宮本は)レギュラーでもシニアでも活躍されているので、私たちにとって勉強になる話ばかり。“なるほど”と、たぶんお客さん以上にうなずいていたと思います」と話した。

宮里さん自身は「今はまだ、育児に奮闘中」と、ゴルフに専念する生活からは離れているという。「3カ月とか簡単に間が空いたりしちゃうので、ラウンドが続かないですね。今は3オーバーぐらいが平均。調子が良くてパープレーぐらい」と、いまは家族との時間を優先しながらも60台でのプレーを目指している。

自身が主戦場としていた米ツアーには、同じブリヂストン契約の古江彩佳をはじめ、今年から吉田優利が予選会を経てメンバー入り。今週上海で行われている「ブルーベイLPGA」では古江が上位で戦っている最中(結果は3位)で、「素直にうれしいですよね」と後輩たちの活躍に頬を緩ませた。

「今年はオリンピックもありますし、色々な選手が色々なモチベーションを持って戦っていると思う。日本人だけじゃなく層が厚くなってくる印象を受けているので、それぞれがどう戦っていくかというのは、楽しみに見ていきたい」と期待を込めた。

一方、45歳以上の女子プロゴルファーを対象としたレジェンズツアー参戦については「今はちょっと考えられない」と笑って返答。ことしで39歳。現役でプレーする不動裕理や、自身と同じくらいの背丈で活躍する古江らを見ながら、「本当に時代が変わっているという感じ。それを考えると、私たちの世代がレジェンズに行ける時代になったとき、どうなっているのか、楽しみはちょっとありますね」と話した。(編集部・谷口愛純)

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