共通点は“トイレマネジメント”だけ 伝えた「寂しいよ」/金谷拓実×中島啓太 対談(1)
GTPA特別賞にイ・ボミ「私と、家族が誇らしい」 セカンドライフでやりたいこと
今季限りで日本ツアーを引退したイ・ボミ(韓国)が13日、都内で行われた日本ゴルフトーナメント振興協会(GTPA)の表彰式に出席。2015年、16年の賞金女王になるなどこれまでの日本ゴルフ界への貢献が評価されて特別賞を受賞し、「(審査員が)満場一致で頂けたことがびっくり。本当に感謝。いままで一生懸命頑張った私と、支えてくれた家族が誇らしい」と喜んだ。
10月の「マスターズGCレディース」を最後に日本ツアーから退いたが、その後もイベントやスポンサーへのあいさつと大忙しの毎日を送っている。この日の朝も新幹線で大阪から移動し、表彰式後は大阪へとんぼ返り。プライベートの時間は十分に取れていないという。「今までファンの皆さまにはゴルフ場でお会いするだけだったんですけど、今までの感謝の気持ちをいろんな場所で会って伝えたい」と精力的に動き回っている。
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日本ツアーとの別れは「残念ですけど…」と惜しみつつ、視線はすでに次のステージに向いている。「韓国ツアーでは永久シードがあるので、またツアーに戻りたいという気持ちになったらやることもあるかもしれない。その時はぜひ日本の皆さまが韓国に来てください」と笑顔で話した。
「いろんなイベントが終わったら韓国に帰って、ゆっくりした時間を過ごせるんじゃないかな」と年明けからは久々のオフを満喫するつもり。いま一番やりたいことを聞かれると、「一日、一日仕事を頑張ろうと思っているので…」と真剣な眼差しで話しながらも、「オーロラを見たいですし、イタリアにも行きたい。赤ちゃんができる前に遠いところに行ってみたいので、それが楽しみ」と頬を緩ませた。
将来的には日本ツアーでのテレビ解説や、コースセッティングを担当する姿も期待される。「こういう日本語でリポートしたら大問題になる。もっと勉強しないとダメだと思うので、今はプレッシャー」と現時点ではプライベートが最優先。それでも、「これから時間はたくさんあるので、日本語もちゃんと勉強して、もっと楽な気持ちでいろいろな仕事ができるようにしたい」。意欲をちょっぴりのぞかせた。(編集部・内山孝志朗)