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「自分の技術の問題」 逆転女王を目指す岩井明愛は20位後退

◇国内女子メジャー◇JLPGAツアー選手権リコーカップ 2日目(24日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6497yd(パー72)◇晴れ(観衆1984人)

岩井明愛のドライバーショットは1番から大きく曲がり、右の林に飛んで行った。前週「大王製紙エリエールレディス」を3位タイで終え、逆転女王への可能性を残した最終戦を20位で折り返した。賞金ランク3位の自分が1位山下美夢有を逆転するには「単独5位以上」が最低条件なのに、女王の座が遠のいていく。

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スタートのティショットは「風を考慮して狙いもちゃんと定めていたけど、自分の技術の問題。ちょっとフェースを開いてしまって」。前日より強まった風の中でいきなりボギー。「風はそんなに気にしていなつもりだったけど、風に対して打ちたい球を打てなかった」と前半は5番、9番もボギーを喫して、3つスコアを落とした。

後半10番もボギー。不慣れな高麗芝のグリーンで3パットした。「どれだけ切れるかがはっきりしなくて。自分が打ちたいところに打ってどれぐらい曲がるのかとか、そういう曲がり幅のギャップを埋めたい」。10位スタートから巻き返しを狙った日の「75」にため息をついた。

本来のショットもあった。13番(パー5)は残り229ydを3Wで2オンさせ、会心のバーディを奪い、14番もバーディと盛り返した。「ドライバーショットが右に逃げるというか、つかまらなくて。つかまえようと思って打ったショットがギャラリーさんの方へ行ってしまったのもあるけど、諦めずに上位には行きたい」。残り36ホールに目を向けた。(宮崎市/石井操)

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