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原英莉花 “一騎打ち”に「戦いを楽しめた」 国内メジャー3勝なら史上18人目

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権3日目(30日)◇芦原GC海コース(福井)◇6528yd(パー72)◇晴れのち曇り(観衆6960人)

原英莉花菊地絵理香の一騎打ちは、この日は原がリードした。3打差2位から6バーディ、2ボギー「68」をマークし、通算11アンダーでホールアウト。18番(パー5)で5mのバーディパットを決めるとこぶしを握り、菊地に1打差をつけて単独首位に立った。

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好スコアの一因はパッティングだ。「スムーズにストロークできて、良い転がりで吸い込まれていく感じ」と18番以外にも長いパットが決まった。1番(パー5)で7mを沈めると、3番(パー3)は20m超えがカップイン。15番(パー5)では10mをねじ込んだ。

5月に腰の手術を受けてから、復帰8戦目。ショットも「良い感じで振れている」と調子を上げており、4ホールあるパー5はすべてバーディを奪った。日本女子オープンの決勝ラウンドとあって2サム。菊地と最終組の18ホールは、「楽しく自分のプレーに徹しながら、戦いを楽しめました」と流れを切らすことなく回り切った。

優勝すれば、2020年に続く大会2勝目。国内メジャーは20年「JLPGAツアー選手権リコーカップ」を含めて3勝目で、18人目の国内メジャー3勝以上の選手になる。通算5勝のうち3勝がメジャーとなれば、畑岡奈紗の66.7%(メジャー4勝、通算6勝)に近づく60%で“メジャーハンター”と言ってもいい。

コロナ禍だった3年前は無観客で優勝した。この日はチケット完売、6960人の大ギャラリーが会場を訪れ、明日も大勢のギャラリーに見守られての優勝争いになりそうだ。「声援が力になる。自分が盛り上がりすぎないよう、落ち着いてプレーしたい」。2日続きとなる菊地との最終組対決に向けて気を引き締めた。(福井県あわら市/谷口愛純)

<国内メジャー3勝以上の選手>
樋口久子(17勝)、大迫たつ子(8勝)、ト阿玉(7勝)、森口祐子(6勝)、岡本綾子不動裕理(5勝)、肥後かおり申ジエテレサ・ルー畑岡奈紗(4勝)、吉川なよ子塩谷育代服部道子高村亜紀福嶋晃子諸見里しのぶ具玉姫(3勝)

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