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パー5で20m打ち上げも楽々2オン 原英莉花が復帰8戦目で優勝争い

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権 2日目(29日)◇芦原GC海C(福井)◇6528yd(パー72)

腰の手術から復帰8戦目で、優勝争いに食い込んできた。4アンダー5位から出た原英莉花が4バーディ、1ボギー「69」で回り、通算7アンダー2位で決勝ラウンドに進む。

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5月にツアーを離れ、8月「北海道meijiカップ」での復帰まで3カ月かかった。復帰直後は「探り探りの状態で」ともどかしい試合が続いたが、4試合目の「ニトリレディス」9位で復帰後初のトップ10入り。「不安な気持ちがなくなってきた」と腰の不安も薄れ始め、少しずつ本調子に近づいている。

この日も持ち前のパワーを活かし、前半18番(524yd)、1番(471yd)のパー5で連続2オンに成功した。18番は260ydから3Wで乗せて2パットでバーディ。「まさか2オンできるとは思っていなかった」。セカンド地点から約20mも打ち上げている1番も、ティショットをフェアウェイど真ん中に置くと、ピンまで残り215ydを7Wで振り切ってピン右15mへ。ファーストパットで1mに寄せて連続バーディを奪った。

前半17番までパーが続き、「フラストレーションが溜まりました」と振り返ったが、流れを作った18番から3ストローク伸ばした。「あしたも良いショットを打っていけるよう調整して、バーディをたくさん獲れるよう頑張りたい」と話した。

2019年には5位で予選通過しながら「77」、「80」と崩れて52位に終わった。「予選で腰を痛めて2日間伸ばせなかった。それを払拭したい」。翌20年大会を制したものの、当時の悔しさは残っている。

10月には、2024年の米ツアー出場権をかけた2次予選会(Qスクール・ステージ2/10月17日~20日、フロリダ州プランテーションG&CC)にも挑戦予定。「予選会を視野に入れながら調整していて、先週くらいからピッタリ来ている。いい流れで今週を迎えられています」。1988年ツアー制施行後6人目の国内最高峰競技2勝目を挙げ、4年前の悔しさを上書きする準備はできている。(福井県あわら市/谷口愛純)

<日本女子オープン複数回優勝者>
畑岡奈紗/3勝(2016、17、19年)
岡本綾子/2勝(1993、97年)
服部道子/2勝(1994、2003年)
宮里美香/2勝(2010、13年)
勝みなみ/2勝(2021、22年)
※1988年ツアー制施行後

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2023年 日本女子オープンゴルフ選手権



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